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今年は中華圏の音楽については、しばらくCDのリリースのなかったアーティストさんのリリースが続き、当たり年というのか、幸せな1年でした(笑)。

2008年にリリースされたもの、もしくは購入したものの中で、特に繰り返し聴いたのは以下のようなものでしょうか。
(いつものようにiTunesへの追加日を頼りにしています。順番には意味はありません)

まずは國語アルバムから

◆李聖傑「收放自如」
今年、間違いなく一番聴いた1枚(笑)。
1月のリリース以来、1年中、飽きることなく楽しませていただきました。
聖傑の歌には、本当に心が揺さぶられます。
そろそろ新しいアルバムのリリースを期待したいところですが、コンサートの準備に時間をとられていたはずなので、きっと少し遅れるでしょうね。
李聖傑らしい、素敵な曲を届けてくれる日ができるだけ早く来ることを願います。

◆戴愛玲「天使之翼」
もう新しい曲を聴けないんじゃないかと心配したこともある彼女。
アルバムリリースのニュースにホッとしたものです。
透明感のある美しい声、豊かな声量、パワフルなヴォーカルスタイルの持ち主で、バラードからアップテンポの曲まで、安定して歌いこなします。
数少ないご贔屓の女性ヴォーカリストの1人です。

◆胡歌「出發」
俳優としてもご贔屓の1人、胡歌が今年はソロアルバムをリリース。
とにかく、リリース以前に公開された主打歌「去愛吧」に参ってしまったもので(笑)。
収録されている曲は全部好きなのですが、「去愛吧」は今でも別格かもしれません。
去年の黃曉明に続く人気俳優さんのアルバムデビューでしたが、黃曉明の方が手堅くまとまってるような気がしました。
良くも悪くも真面目な優等生っぽい雰囲気が漂う黃曉明の歌に対して胡歌の方はもう少し力が抜けた感じというのでしょうか、情感豊かな印象を持ちます。
歌に色気を感じるのは私の場合は胡歌の方ですね。

◆蕭敬騰「蕭敬騰同名專輯」
今年デビューした新人さんたちの中で、人気もダントツの蕭敬騰。
「Blues」で はまってしまいましたが、HRを歌えるというのは私には魅力です。
2作目が正念場かな、とは思いますが、でも実力は確かですし、彼らしさを生かせる曲を楽しみにしたいですね。

◆范逸臣「無樂不作 新歌+精選」
今年、ある意味、一番のサプライズだったかもしれないのが、范逸臣の大ブレイク(笑)。
勿論、映画が大きかったわけですが、でもそれを通して彼の歌に対しての評価が高まったのは嬉しいことでした。
もっともっと評価されていいはずのアーティストさんだったので、これまでとても残念だったんですよね。
今回は “新歌+精選”  でしたが、とても充実した内容で、彼の歌を初めて聴かれる方には最適の1枚だったのではないでしょうか。
これまでリリースされたアルバムは全て揃っている私にとっても収録されている5曲の新曲に大満足で、買って後悔なしの1枚でした。
来年こそ、久々のオリジナルアルバムを!

◆陳楚生「原來我一直都不孤單」
こちらはリリースは2007年なのですが、聴いたのが今年なので。
5曲収録のミニアルバムですが、楽曲はどれもなかなか素敵です。
ですが彼の一番の魅力はその声。
深みがあると言えばいいのでしょうか、厚みかな……。
低音の響きがとにかく好きですね。
今年は単曲「這一刻」を発表していますが、この曲もお気に入りです。
来年初めには新しいアルバムをリリース予定だと伝えられていますので、それがとても楽しみです。

◆宋念宇「小宇同學就是我」
今年、新しく出逢ったアーティストさんで、一番 “当たり” だったのはこの人でした。
歌の上手さもですが、何よりも曲が素敵ですね。
奇を衒ったりもせず、シンプルでありながら、彼の個性がきちんとそこに表れているんですよね。
ソングライターとしての豊かな才能を感じさせる人です。

◆林俊傑「 JJ 陸」
毎回、とにかく安定した JJ の世界を堪能させてくれる彼ですが、今作はまた良いですね。
「西界」はややインパクトに欠けるところがありましたが、こちらは JJ の魅力がよく表れていて、聴いていて気持ちの良い1枚でした。
JJ の魅力的な声があれば、何でも良いような気もしますが(汗)。

◆黃義達「寫給自己的歌」
前作から少し間が開いた義達ですが、義達らしい歌を聴かせてくれて、このアルバムもお気に入りの1枚になりました。
自分のやりたい音楽とマーケットの間のズレみたいなものに悩んでいた様子もあった義達ですが、今回は開き直ったかのように思えます。
義達が求める音楽をこれからも追い続けてくれるとしたら、ずっと彼の音楽には楽しませて貰えそうです。

陳楚生、宋念宇、JJ 、義達は基本的に自分で曲を書く人ですね。
他人に書いてもらった曲を歌うより、“自分で曲を書く” という点を重視し、そこを高く評価する方もいらっしゃいますが、私はその点は全く重視しません。
むしろ曲を自分で書く場合、どうしても似た曲調やメロディラインのものになりがちなのが気になる方で……。
それをその人の世界だと肯定的にとらえられれば良いのですが、1枚2枚ならともかく、それが何枚も続くとさすがに正直、飽きてくることがあります。
今回が初めてのアルバムだった陳楚生と宋念宇は2枚目以降の出来が気になりますね。
ですが、特に宋念宇は、きっといろいろなジャンルの音楽を貪欲に自分の中に取り入れてきたんだろうと思わせる懐の深さみたいなものがあるので、むしろどんな曲を聴かせてくれるのか、それが楽しみに思えます。
一方、アルバムとしては6枚目の JJ、4枚目の義達は頑張ってますね(笑)。
それでも飽きることがないのがさすがです。
(義達のアルバムには他の人の曲も含まれていますが。)


次いで、粵語(広東語)がメインのアルバム

◆鄭中基「怪胎」
こちらも新歌+精選です。
ベテランさんなので、以前から存在は知っていましたし、何曲か聴いたこともあるのですが、なぜかこれまでアルバム購入には至っていませんでした。
今回、購入した理由は “『射雕英雄傳』の主題歌だった「英雄寞」が収録されているから” だったのですが、他の曲もさすがに良いものが多くて、買って良かったと思えるアルバムでした。
李聖傑がデビューした頃、「鄭中基に声が似ている」みたいなことを言われたことがあったのですが、確かに似ているように感じる瞬間みたいなものはあるのかもしれません。
全体に見れば、似ているとは思えませんが。
ただ、李聖傑と同様、表情が豊かで、暖かみを感じる声なのは確かですね。
彼の声もとても好きです。

◆陳柏宇「Change」
香港の若手さんの中では、彼が一番のご贔屓です。
端正というのでしょうか、とてもすっきりしていて、穏やかで、そんな歌を歌う人。
このセカンドアルバムでは収録されている曲がver.違いなどを含めて10曲と、少し寂しかったのだけが残念。
次回作では楽曲をしっかり揃えてきて欲しいと思います。

◆陳曉東「Best Hits In Danieland」
こちらもタイトル通りのベスト盤。
東東こと陳曉東もすっかり大人の男性の雰囲気になりました。
まだ可愛らしさを残していた頃から、結構好きだったのです(笑)。
香港ポップスらしい曲が並びますが、懐かしくて、良いですね。
2枚組で1枚は粵語曲、1枚は國語曲が収録されています。
つい歌詞がわかる國語曲を優先して聴いてしまっていますが、どちらも好きです。

◆林峯「Your Love」
昨年のデビューアルバムに続いて、順調に2枚目をリリースした林峯。
去年と同じことを言ってしまいますが、彼の声なら何でも良いです(笑)。
俳優さんらしく、歌われる言葉にも感情がこもっていて、表現力は豊かです。
國語ver.の「明天以後」に心が動かされるので、広東語の歌詞がきちんと聴き取れれば、きっと今以上に彼の歌に感動できるんだろうと思うんですが、広東語は難しいです(溜息)。

香港音楽シーンも楽しみな新人さんも多くなってきて、楽しみが増えて困ります(笑)。
ベテラン勢も頑張っていますし、来年も楽しみですね。


國語も粵語も、とにかく今年は当たりだと思える作品の多い1年でした。
来年もこの調子で素敵な音楽にたくさん出逢いたいものです。
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●Thanks Comment
2008年のヘヴィロテ<中華編>  
続けておじゃまします~。

【胡歌「出發」】
私もダントツ「去愛吧」がお気に入りです!
歌は黃曉明の方がうまいのですが、小穂さんの仰るとおり『色気』は胡歌の方がありますよね!
黃曉明の歌も好きですが、もう一度聴きたい!と思うのは胡歌の歌なんですよね。。。

【范逸臣「無樂不作 新歌+精選」】
以前からこちらで小穂さんがご紹介してくださっていて、
聴いてみたいと思いつつもなかなかきっかけが無くて
聴きそびれていたのです・・・
でもこのベストアルバムと映画「海角七号」がきっかけとなりやっと購入できました♪
今年のヘヴィロテのトップは間違いなくこの作品です!

胡歌、范逸臣ともに、早く次のアルバムを出してほしいです!
ちろ 2008/12/31(Wed)11:28:20 EDIT
次のアルバムが待ち遠しいですね
ちろさん、こちらにもありがとうございます。
「去愛吧」、やっぱりダントツですよね!
何度聴いても、やっぱり良いなと思います。
黃曉明の方が安定していますよね。
彼の真面目な人柄が表れているようで、微笑ましくなります。
でも私もやっぱり、繰り返し聴きたくなるのは胡歌の方なんです。
それにやっぱり胡歌の歌の方が色っぽいですよね(笑)。
普段の胡歌には、かけらも色気なんて感じないんですけど(笑)。

そして范逸臣。
私が大好きなので、ついついお薦めしてしまっていましたが、実際のところ、どうなんだろう?と心配になることもあったりしました(汗)。
ですので、ちろさんに気に入っていただけて、ホッとしたような次第です。
彼の歌って、心の中に沁み込んでいくようで良いですよね。
ロックはハードに、バラードは優しく、それぞれの歌い分けも見事ですし、いつも彼の歌を聴くと、ホッとできて、そして元気が貰えるような、そんな気がしています。
基本的に、とても明るい人みたいなので、彼自身の人柄が歌にも表れているんでしょうね。

本当に、2人とも早く新しいアルバムをリリースして欲しいですよね。
楽しみです。

小穂 2008/12/31(Wed)20:28:49
ご挨拶

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