生日快樂

今日は哥哥の50回目の誕生日。

どんな50歳になったのかな、とちょっと想像してみたりして。
香港ではファンの方が世界中から集まって、お祝いをしています。
「共同渡過50年」と題された今年のイベント、何年経っても忘れ去られることのない
彼の魅力を改めて感じさせられます。

こんな日は、それこそ「共同渡過」でも繰り返し聴きたくなるのですが
今年はやたらと「當年情」な気分。

時間が経ち、年を経るごとに思うのは、私は俳優としての哥哥よりも
歌手としての彼により強く魅かれているらしいこと。
あの独特の掠れ気味の声を聴くだけで、癒されたり、心が揺さぶられたり……。
彼の歌をお聴きになったことがない方の多くが、「これ、レスリー・チャンの声？」
って驚かれるんですよね。
ルックスからイメージされる声とは、随分印象が違うようです。
一般受けするかと言われると、「あまり…」としか答えられない気もしますが
一度彼の声と歌に魅かれると、哥哥の世界にどっぷりです（笑）。

新しい映画、楽しみに楽しみにしていた彼の「BABY」（監督作品のことです）、
そして新しい歌……。
改めて、彼が遺してくれたものの大きさと同時に、失われたものの大きさに
喪失感を感じる、そんな彼の誕生日でした。