K ONE「愛的故事: 羅密歐與茱麗葉」

去年も１年を通して気に入っていたアルバムについて記事に書いたので、今年も、ということで、どんなCDを聴いたのかな…というのを見返していましたところ、K ONEのアルバム「愛的故事: 羅密歐與茱麗葉」について、今まで全然触れていなかったことに気づいたもので、一言（笑）。

K ONEの新譜ということで、随分長い間待たされてのリリースでしたが、内容的には待った甲斐がありました、という感じ。
これまでのアルバムも勿論好きですが、今はこの「愛的故事: 羅密歐與茱麗葉」が一番のお気に入りです。
ヴォーカルに厚みを感じますし、楽曲もどれも良いですね。

CDをiTunesに取り込んで、「羅密歐與茱麗葉」が始まった時、「ワルキューレの騎行」が流れたのにビックリ（笑）。
ワーグナーの「ワルキューレの騎行」は「地獄の黙示録」やアニメ「銀河英雄伝説」でも使われていますし、一度聴いたら忘れられない曲ですよね。
ここで既にこのアルバムに嵌ってたのかもしれません。

クラシックの名曲を上手く取り入れていて、それが非常に印象的でした。
一時期、クラシックにも嵌っていた時期があるので（今も好きですが）、何だかちょっと懐かしい気もしました。

ちなみに、使われている曲ですが

1　羅密歐＆茱麗葉　ワーグナー　「ワルキューレの騎行」
2　發現愛　サン・サーンス　「動物の謝肉祭　第13番白鳥」
5　胡思亂想　モーツァルト　「魔笛の主題による変奏曲」
6　Gossip 　ドヴォルザーク　「スラブ舞曲第１番」
9　不明白　ショパン　「ノクターン第２番」
10　為你再活一天　リムスキー＝コルサコフ　「熊蜂の飛行」
11　如果沒有明天　バッハ　「G線上のアリア」

１枚ごとに確実にステップアップしているのが伝わってくるK ONEですので、次のアルバムが楽しみです。
2007年中にはリリースしてくださいね。
できるだけ、早いうちに……。