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只今、本当に降って湧いたような古天樂ブームの私。
仕事の合間を縫って、この1週間弱で新たに、3本の古仔映画を観ました。
3本というのは『戀情告急』『乾柴烈火』、そして『失憶[界刂]女王』。
『戀情告急』は梁詠琪(ジジ・リョン)、蔡卓妍との共演。
『乾柴烈火』のお相手は楊千嬅、そして『失憶[界刂]女王』では應采兒、と
共演の女優さんも豪華ですね。

どれもジャンルとしてはラブコメディ。
古天樂は確かにコメディが変に上手い(笑)。
私がこの人を苦手だと思っていたのは、当たり前に格好良い役を
演っていたからだと改めてそう思いました。
基本的に不器用だけど誠実、あるいはちょっと抜けてる、
そういう役を演じているときの彼は、とても好みです。
やはりハンサムですし。
でも、ちょっと浪花節的というか、演歌の匂いがする気がしますけど(笑)。

この3本ですが、『戀情告急』は可もなく不可もなく…。
ジジと蔡卓妍の2人が、本来の魅力を発揮できていないような気がしました。
古仔も、お堅い銀行員というイメージとはちょっと違うような。
コメディとしても、ちょっと中途半端で、勿体ない気がしましたね。

『乾柴烈火』は面白かったのですが、ちょっと消化不良気味。
自分が恋しているRyanが自分も尊敬する女性Michelleを好きだと知って、
彼の恋を手助けする楊千嬅演じるAliceはなかなか面白くて魅力的なんですが、
Ryanはどうなんだろう…。
身体が弱くて、突然ばったり倒れたり、そういうちょっとしたシーンは
とても面白いのですが、全体を通して今一つ、Ryanのキャラが
生きていなかったような。
最後に、Michelleに背を向けて、脱臼した両腕を振り回しながら(笑)
Aliceを追うRyanの心境の変化が、やや唐突な印象を受けてしまいました。


一方、笑ったり、ちょっと切なくなったり、いろいろな意味で面白かったのは
『失憶[界刂]女王』。
古仔扮する阿當と應采兒演じる丁叮のキャラクターが際立っていて、
コメディらしい映画になっています。
今のところ、古天樂作品の中で、一番好きです、この映画。
髪型が微妙にも思えますが、でも一番、ハンサムな気がしますし(笑)。
何より、阿當&丁叮がとても気に入りました。

その外見だけで女性に大人気の阿當。
丁叮はちょっと「猟奇的な彼女」を思わせるaggressiveで大胆な女の子。
阿當は軽薄なプレイボーイに見えますが、丁叮を本気で好きになるんですね。
ところが、彼はかつての恋人に目の前で急死されていて、
それをきっかけに「選択的健忘」に陥ってしまっていて丁叮に本気になり、
彼女への愛情を強く感じるたびに卒倒し、意識が戻った時には
彼女のことだけを忘れてしまっている
(と診断しているのは彼の友人の「歯医者」なんですけど)んですね。
でも彼女を本気で愛してる阿當は、失われてしまう丁叮の記憶を補うために、
彼女のことを記録した備忘録を持ち歩き、部屋を彼女の写真で埋めつくし、
自分の肩には「我是丁叮的」(笑)。
何とか彼女との関係を維持しようと努力します。
という、この辺りまでは2人に何度も笑わされました。

ところが後半は一転、切ない展開に。
自分といることで、彼女が傷つくことを恐れた阿當は彼女と別れようとしますが、
丁叮も簡単には諦めません。
結局、彼女が阿當を取り戻したと思った時、また彼が卒倒し、そのまま
昏睡状態に。
今度は、自分のために卒倒する阿當の身体のことを気遣いながらも、
彼を諦めることができなかった丁叮が、そのことで自分を責めるんですね。
最終的には勿論、ハッピーエンドなのですが、後半、本当に
ほろっとさせられました。
超大作とか、アクションものとか、そういう映画は正直なところ、
あまり好きになれないのですが、逆に、こういう、
小品だけど、見終わった時にちょっとした感動をもらえる映画って好きですね。

それにしても、コメディの古天樂、良いですね〜(笑)。
これからもこういう路線の映画をたくさん撮ってくれると嬉しいんですが。

ちなみに、日付が変わって今日21日は彼の誕生日なんですね。
生日快樂!
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