忍者ブログ
[506]  [505]  [504]  [503]  [502]  [501]  [500]  [499]  [498]  [497]  [496
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

中華圏のニュースを見ると、辛い顔ばかりを見てしまうし、仕事の合間に(というか、仕事を放りだして)シム・ジホの『Green Chair』を見ました。
私の持っているのは韓国版ですが、日本でもDVDが発売されていますね。
タイトルは『秘蜜』でしたっけ。
日本語タイトルから何となく想像がつくかもしれませんが、R-18の映画。

ストーリーはAmazonの紹介によると

人妻と大学生が紡ぐ韓流エロス。ムンヒは大学生のヒョンと姦通した容疑で逮捕される。社会奉仕の刑を終え釈放された彼女を待っていたのは、マスコミと逮捕の原因ともなったヒョンだった。ふたりは追われるようにホテルに逃げ込む。R-18作品。(「DVD NAVIGATOR」データベースより)

韓国において逆援助交際で最初に拘束された実話をもとに、32歳の女性と19歳の学生を描いた問題作。R-18指定。(「Oricon」データベースより)


まぁそんな話です(笑)。

まず、シム・ジホが可愛い(笑)。
いろいろな表情を見せてくれて、彼を見ることだけで十分楽しめた気がします。

酔っぱらったふりをして普段なかなか言えないことを言って見たり。
最後にはこんなふうに甘えてみたり。



映画の印象としては、タイトルや紹介文、あるいはR-18であることなどから想像するような、そんな「いかにも」というものではない気がしました。
ヒョンがムンヒのことをとても好きなのが伝わってきましたし、また19歳のヒョンと32歳のムンヒの「愛」に対するとらえ方の違いみたいなものも垣間見える気がしました。
まだまだ若いヒョンは愛を信じられるんですよね。
一方のムンヒは信じられない。
ヒョンが自分を愛していることにも自信が持てない。
ヒョンは全く揺るがないんですが、ムンヒは揺れまくってますね。
料理を作ってくれたり、いつも支えになってくれようとしたり、そういうヒョンに魅かれずにいられない。
同時にそんなヒョンだからこそ、いつか来るはずだと思う別れの時を怖れ、「それならいっそ、今のうちに別れた方が」と考える彼女の気持ちもよくわかる気がしました。
13歳の年の差というのは、やはり大きいでしょうからね。

そういう意味では納得できる部分もたくさんある映画なのですが、勿論気になることも。
まず、ムンヒ。
ヒョンが彼女にあれほど拘るのがイマイチ納得いかないんです(笑)。
32歳の大人の女性には見えないんですよね。
感情的で不安定で。どうみても彼女を保護しているのはヒョンの方。
しっかりした男に感情的で不安定な女、という構図がせっかくの2人の年齢設定を今一つ、意味のないものにしているような気がしました。
ムンヒをもっと大人の、自分の人生に責任を持てる女性として描けば、もっと2人の感情もリアルに感じられたのではないかという気がします。

そしてもう1つはR-18の指定を受ける大きな原因であっただろうベッドシーンの多さ。
主役2人が裸のシーンが多いんですよね。
こんなに必要?っていうのが正直な感想でした。
またこういう時だけはムンヒが主動的な立場を果たすのがちょっと……。
普段もしっかり彼をリードしているような女性なら、それでもOKなんですが、普段の生活では全然、そういう強さを感じさせない人なので、どうしても「普段の生活でも、そのくらいしっかり主導権を握ってみようよ」とそう思わずにいられませんでした。

ヒョンはそのままでも良いですが、ムンヒをもう少し魅力的にして、2人の気持ちの機微みたいなものをメインに持ってくれば、面白い素材だけに一層、良い作品になったのではないかと偉そうなことを思ってみたりします。

「シム・ジホを見る」という視点からいうと、十分魅力的な作品でしたけど(笑)。

日本語版はレンタルもあるようですが、もしもご覧になられるなら、お1人でこっそりと、の方が無難かと思います(笑)。

韓国版には90分近いメイキングを含んだ特典ディスクがついていたのですが、こちらは単純に見ていて楽しかったです。
PR
この記事へのコメント

どうぞお気軽にコメントください:)
name
title
color
mail
URL
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

secret(※チェックを入れると管理者へのみの表示となります。)

*パスワードを入力しておいていただくと、送信後、ご自身でコメントを編集していただけます。



●Thanks Comment
無題 
今更でホントに申し訳ないんですけど
私もシムジホ好きなんですよ~
もう可愛くて仕方ないです(笑)
この映画、まだ見て無いんですけど、
DVD、レンタルあるんですね。見たい
見たいなぁーと思ってるんですけど、
まだ手が出せて無い状態です
前にスカパーで放送あったのに、見逃してしまってかなり残念です
シムジホ。日本での知名度があまりない為、
友達に言っても、誰ひとり知らないんですよ
ちょっとショック
かなりのヒットなので(笑)ドラマ見返して喜んでます(笑)
rena 2007/07/25(Wed)02:54:15 EDIT
本当に可愛いですよね
renaさん、こちらにもありがとうございます。
今更だなんて、そんなこと全然ありませんよ。
コメントいただけて嬉しいです。

renaさんもシム・ジホ、お好きですか?!
本当に可愛いですよね。
『学校』の頃の可愛らしさがたまりませんが、この映画の時もかなり可愛かったです。
こんなに脱がなくてもいいとは思いますけど(笑)。
スカパーで放送されたんですね。
全然気づいていませんでした。
内容的にはこっそり見るのが無難かとは思います。

知名度、まだまだなんですね。
確かに、『学校』くらいでしょうか、インパクトが強いのって。
『別れに対する私たちの姿勢』(でしたっけ、邦題)は、役柄がどうなんだ?って感じでしたし。
『かけがえのない我が子』の彼はなかなかチャーミングですが、放送されてないですよね、確か。
結構面白い役者さんだと思うので、これからに期待したいですね。
小穂 2007/07/25(Wed)21:36:19
ご挨拶

いらしていただいてありがとうございます。
来てくださる方の限られたこっそりblogですが、お付き合いいただけましたら嬉しいです。

TBは受け付けておりませんが、コメントはいつでも大歓迎です。
古い記事についてのものでも大歓迎ですので、お気遣いなくコメントしていただければと思います。
もしもお気が向かれましたら、いつでもどうぞ。

また、各記事につけにくいコメント、あるいは足跡を残してくださる場合などにはこちらをお気軽にご利用ください。
また、管理人にのみ表示するかたちでコメントしていただくことも可能です。
ただ、その場合、こちらから差し上げるお返事も見えなくなってしまいますので、お返事用のエントリーを設けております。
非公開でコメントをくださった時には、そちらにお返事をさせていただきますので、ご確認いただけますと幸いです。
お返事用のエントリーはこちらのコメント返信用になります。


これからもマイペースでほそぼそと続けていければと思っております。
どうぞよろしくお願い致します。

contact
管理人へのcontact、もしくは非公開でのメッセージには、以下のアドレスをご利用ください。

(メールソフトが開きます)

MailFormはこちらからご利用ください。

カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
プロフィール
HN:
小穂
自己紹介:
好きなことを好きなように書いていますが、お付き合いくださると嬉しいです。
Link
Last.fm
ゴガクルブログパーツ
Bloglines
バーコード
Copyright © 日日夜夜 All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog  Material by ラッチェ Template by Kaie
-Natural breeze-
1キロバイトの素材屋さん
忍者ブログ [PR]